ここから幾光年分の手紙。

OZ



だいたいにおいて、私は誰かの薦めだったり、ちょっとしたサビを
街中でキャッチしたりでCDを買うことが多かった。
しかし。ケーブルテレビに入ったことで、音楽専門チャンネル
PVを見て映像+音楽+アーチストの世界観(もちろん、こっちの過大解釈)で
CDを買うことが最近少しずつ増えてきたような気がする。


そんな中、最近私の中でその3点セットをすべてクリアして
ストライクゾーンのまた琴線を狙ってくるよ!!このぅ!
・・・というのが、100sだった。
中村一義は知っていたし、メンバーにスペ中でキャラ立ちまくり!だった
池田貴史氏も入ってることも大きかったんだろうけれど・・・。
とにかく、CDの中身が濃くて驚いた。いえ、驚きました。(丁寧。)


私はどちらかというと、歌詞先行でじっくり聞く方だけど
中村氏の歌詞はちょっと聴いただけじゃ、理解不能!!
でも、しっくり感情に働きかけてきちゃうんです。
何だ??これ?自分とは違う種類の人間(=異星人とか)
とシンクロしちゃってるよ〜!的な。
CD聞いて混乱するのは久しぶりでございました。はい。


だいたいにおいて、音楽を聴いてすぐ映像が浮かぶのは
私の中で”人生におけるココロのベストテン入り”の楽曲なのですが
この中ではM-14の”扉の向こうに”M-16の”光は光”がそれでした。
M-14は、曇り空の中から神様の光(わかってもらえるかしら。)が
冬の海に差し込んでる感じ。M-16は、俯瞰で地球を見ている
何か大きな存在を感じたので・・・。
偶然にも中村氏は、このアルバムを
"生命と死”でブロック分けしていたらしく・・・
偶然ではあるけど、作者の意図がちょっと理解できただけでも
ちょっとうれしいっす。


光+光。
あの虚無でさえも、包み込むことはない未来。
埃を払い、自分が持つ世界を、まだまだ叫ぶんだ
世界中に想いよ、もっと、
世界中に願いよ、もっと、
世界中に朝日よ、もっと降れ。